わんわんズ第5回公演「わんわんズのどん底」、無事終演いたしました!
11月8日~10日の3日間、わんわんズ第5回公演「わんわんズのどん底」を開催、無事終了いたしました!
ロシアの名作「どん底」(作・ゴーリキー)を下敷きに、超豪華な客演人を多数迎えての公演は、わんわんズならではのアクションを織り交ぜながらの舞台となり、本当の意味でのわんわんズの目標である「演劇とアクションの融合」というものに少し近づけた舞台となりました。
台本中に登場するアクションシーンは実に13シーンにも及び、色々な意味で非常に激しい芝居でした。
しかも、戦うのは、女の子や、実績のあるベテランの方々まで含めて全員です。
本番中は、全員青あざだらけ、人によってはテーピングを施しながらの舞台。
激しいアクションに耐え切れず、椅子の脚が折れたりもしました。
本当の意味でギリギリの戦いでした。
しかし、そんなギリギリの状態だからこそ生まれた感動もあったと思います。
そして、アクションのあまりの派手さに、迫力を通り越して逆に笑ってしまったというお客様も多くいらっしゃり、特に演劇を見るのが初めてのお客様にとっては、アクションの存在が作品にある種の軽快さを加えた部分もあり、ここにもアクションを入れる意味を感じました。
お客様からいただいた感想では、「原作が古典ということで身構える部分があったが、派手なアクションシーンによって、エンターテインメントとして楽しめることができた」という声を多くいただきました。
また、今回は、「幕間狂言」として、もじゃキング、チャールズ石川など、わんわんズが持つ数々のキャラクターを登場させて、場を和ませました。
わんわんズを知らないお客様には、わんわんズの劇場外での営みも知っていただくことができたかと思います。
この公演では、普段、演劇ではなく、パフォーマーとしてのわんわんズしか知らない方もたくさんご来場いただきました。
その多くの方から「演劇の面白さを知った。クセになりそう」という、感想をいただいております。
わんわんズがやりたい、「演劇を知らない人に演劇の面白さを知ってもらう」ということが、今回しっかりできたということであると思っています。
これからも、わんわんズは演劇の素晴らしさを一人でも多くの方々に知っていただけるよう、精進いたします!!
~お客様からの感想~
「これが、わんわんズさんの見せたい、やりたいことなんですね。」
「どん底に生きる人々の希望と絶望が交差して、ちょっぴり切なくなりました。」
「人間の強さ弱さ醜さ汚さ儚さ逞しさ、ちょっとのいとおしさ、全部詰まっていたと思う」
「ゴーリキーのどん底が、ちゃんとわんわんズのどん底になっていて、とても面白かった」
「圧倒されました」
「合間の狂言が箸休め的な感じでただただ楽しい♪」
「見終わった後、とても幸せな気分になった」
(舞台写真撮影:高橋克己)
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